今朝、6時ごろに目覚めトイレに向かい、煌々とついていた仕事机のスタンド気付く。
「あれま?消し忘れたのかな?」
と瞬間思ったけど、打ち消すように昨夜のことが思い出された。

 外の街灯の明かりがうっすらと入る私の寝室、髪が長くって、白いワンピースを着ている女性が椅子に座っていた!長い黒髪は胸まであり、ワンレンらしくうつむいた顔も覆われていた。
それは正しく「ザ・ゆうれい」のそのもの、幽霊本人。(以下ゆうちゃんと表記)
誰かに向かって怒るというか・・・説教のような感じでゆうちゃんは言葉を発していたけど、内容まではわからなかった。
わからないけれど、良くない言葉使い(テメーとか、クソがとか)をしていたので、気になったわたしは、
「いくらなんでもそういう言い方は良くない」
とかなんとか、意見した。
ゆうちゃんは、少し大人しくなった。
布団から起き上がったわたしは間を開けて、机と椅子につかまって立ちゆうちゃんと並ぶような形になった。
れいちゃんは(あ?!改名した!)机の上のスタンドをつけようとしているらしくあちこち触っていたけれど、スイッチが見つからず、ちょっとイラッとした様子を見せた。
「このスタンドは人感で点灯するタイプのやつだから。手のひらを電球の下にかざすの」
と親切に教えたわたしだった。

れいちゃんは、すぐに何度も手をかざして試したけど明るくならない。
スタンドはつかないのだ。
「こうよ」
とやって見せた私の手のひらで、パッと点灯した途端、れいちゃんはいなくなっていた。消えた。
説教されていた相手もいなくなっていた。

ああ・・・ゆうれいは人感されないのか・・・と納得して、わたしは布団に戻った・・・昨夜の出来事。

リアルな夢だな〜と思ったけれど、点灯していたスタンドが事実現実。
ゆうちゃんといっしょの夜の時間は、恐怖はなかったし嫌でもなかったひとときだった。
夜の訪問者という感じか。

ゆうちゃんにまた来て欲しいとか招待したいと積極的には思わないけれど、怖くはない。
あの人はどんな顔だったのかな〜と思うだけだ。




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